長岡からの帰り。上越新幹線は空いており、自由席で問題なく座って帰れる。車内誌トランヴェールの旅のつばくろはいつも楽しみに読んでいる。今月のタイトルは夜の小樽。
この年末年始に函館に帰省し小樽にも行こうと考えていたところなのでちょうどよい。
小樽は札幌から近いので、札幌からの日帰り客が多く、昼間は外国人を含む多くの観光客でごった返すが、夜になるとひっそりと寂しい街になるとのこと。この昼の賑わいと夜の物寂しさがヴェネチアに似てると沢木さんは言う。北海道新幹線が小樽、札幌まで延伸するとこの物寂しい夜の小樽の情景も大きく変わるだろう。寂しさの中に隠されたわびさびといった古き良き懐かしい情景が、便利になることで失われていくのもまた寂しいことだ。
1月1日の夜は小樽に泊まる。今にうちに失われる前の寂しさを見に行こう。
車内弁当はいつもの、にしん・かずのこ・さけ・いくら弁当だ。量は少ないのが少し残念だが、いろいろな味と食感が楽しめる弁当だ。
(facebookより転載)