おはようございます、総務部の前田です。
毎日暑い日が続いておりますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この時期気を付けたいのが『熱中症』です。
熱中症とは、運動や暑熱から起こる体の障害の総称です。
よく聞く熱射病や日射病と呼ばれているものは、重度の熱中症のことです。
人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げますが、
外気が皮膚温以上の時や湿度が非常に高いと、
放熱や発汗ができにくくなり、それが原因で熱中症が引き起こされます。
一番の予防策として、こまめな水分補給というのはよく耳にしますが、
ここで気を付けたいのが『自発的脱水』です。
大量に汗をかいた脱水時に水だけを飲んだ際、体液のナトリウム濃度が低下します。
ここで水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まるので、
これ以上ナトリウム濃度を下げないように水を飲む気持ちがなくなります。
同時に余分な水分を尿として排泄します。
この状態に陥ってしまうと、汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、
運動機能が低下することで体温が上昇し、熱中症の原因となります。
これが自発的脱水のメカニズムです。
熱中症予防の水分補給として、0.1から0.2%の食塩と糖を含んだ飲料が推奨されます。
例えば、ミネラル入りの麦茶、スポーツドリンクなど。
お水と一緒に、梅干しや塩飴を食べるのもよいでしょう。
自分の好みにあった水分補給で、熱中症予防に努めましょう(*^^*)
以上、前田でした。