高電圧に浮いて回路に使用される半導体スイッチにトリガ信号を供給するのに、光ファイバーが使用される。又、高電圧に浮いた回路に使用される半導体スイッチの状態をモニターするのにも光ファイバーが使用される。
以前は、これらの光信号を送受信するための光モジュールとして、東芝製TODX283が多用されてきた。しかし、この素子が保守品となり、新規案件では入手しがたくなってきた。最近では日立情報通信エンジニアリングのDC9351が良さそうである。
TODX283もDC9351もパッケージの形状は同一であるが、ピン配置が違っており、そのまま、置き換えはできない。基板パターンの変更が必要になる。
両方とも、伝送速度はDC~50MHzと十分な周波数特性を持っており、伝送波形歪はTODX283で7ns、DC9351で8nsとほぼ同等である。
DC9351は、TODX283に比べて入手性はよくなったが、それでもまだ、一般的な素子ではないのか、受注生産で、納期がかかる。
今後のこの方面の部材の安定供給が期待されるところだ。
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