これもちょっと古い話になるが、滋賀県産業支援プラザの働きかけを頂き、滋賀県で起業に取り組んできた人で本を執筆することになり、私にも声をかけて頂いた。独立創業から3年が過ぎた今、もう一度、創業前後の状況を想い返し、これからの方向性を考えていくうえでいい機会と思い、執筆者の一員に加えさせていただくことにした。創業に向けて自分自身の舵を切り替えるに至った経緯、退職・創業当時のいろいろな出来事と思い、創業から今に至るまでの新たな挑戦。そして、更に将来に向けての夢など、つづらせて頂いた。
これまで、とにかく一人でできることを片っ端からやってきてそれなりに仕事は形になってきたが、まだまだ、会社としての形ができていない。改めて組織としての会社つくりをもう一度考え直す時期になったと思う。これがなかなか難しそうだ。組織を抜けだして、自由に自分の仕事を形造ってきたつもりであるが、もう一度、今度は組織を作る取り組みを考えていかなければならない。
この本の中で、まだできていない課題として、退職した前会社との友好関係の再構築についても記載していたが、これについては、今年、ある程度の進展を見ることができるようになってきている。社内体制、協力会社、周辺環境、それぞれをあるべき方向に進めて行くよう働きかけていこう。
近江の起業者ものがたり、機会があれば是非読んでみてください。