こんにちは、技術部の澤村です。
さて、今回は『大津市でレベル3相当の自動運転バス実証実験 客を乗せ走行』を紹介したいと思います。
市民新聞に参加者モニターの募集があり運よく?当選し、11月3日(日)に参加してきました。
コースは大津駅前からびわこホテル経由、大津プリンスホテル前で約10分間の体験でした。
バスの走行コースは地図上をGPSで位置決めし、レーダーで正確なバスの位置を10cmの精度で割出し、自動ハンドルで走行させています。
ディープラーニングで学習させたAIで人・車・障害物を画像認識しブレーキ操作アクセル操作を行います。運転手の方は、緊急時のブレーキ操作、マニュアルでのハンドル操作はできますが、アクセル操作はできないようにフェイルセーフになっているとのことでした。
最高時速は40kmと設定されており、直線道路で前に障害物が無い時はそのスピードで走行していました。乗り心地は自動運転と言われなければ気づかない感じで、少々慎重な運転手さんが運転している感じでした。
自動運転に頼り切らず、安全性を高める役割で運転手さんをサポートする手段としては早期実現が可能なところまできていると感じました。