6月22日に退院して以来、遠方への出張は控えていたが、急遽、函館に帰る用事ができて、帰省の途中である。
今日は、夕方まで会社に来客があり、夕方に会社を出発した。関西から函館に行く飛行機は午前中に2便しかない。夕方から函館に帰るには新幹線の乗り継ぎしかない。新函館北斗まで東京から乗り継ぎなしで新幹線で行ける様になったのは便利ではあるが、草津から函館までは約8時間の長旅である。草津を16時に出て、函館着は23時59分だ。やはり函館ははるばる来るところなのだ。
実際には明日の午前の飛行機で行っても、それほど問題ないのかもしれないが、何とか本日中に函館にたどり着きたい思いで新幹線にした。それでも思い起こせば函館を出るときは青森まで青函連絡船で約4時間かかったことを思えばやはり格段に便利になった。
函館を20歳に出てから40年が過ぎた。函館での20年の思い出は鮮明に覚えているもの、ぼんやりしているもの、多分全く忘れているもの(忘れているので分からない)など多くの思い出があり、これらの思い出が確かに今の自分の土台になっている。
少なくとも函館高専を選ばなかったら、今の仕事は絶対にしていない。それはもっと良かったかもしれないし、もっと悪かったかもしれない。それでも、どの道に進んだにしてもあまり変わらない生き方だったように思うし、それほど人の道を外れることもせず、それほど大それたこともせずに毎日を頑張って生きていったのではないだろうか。
自分が正しいと思う道をこれからも進んでいこう。その道が周りのみんなにとっても幸せな道であることを願って。
正しい道をいつまで自分で判断できるかが、これからは問題になるだろうが、これはもう少し先の心配事だろう。
長旅のために長文になってしまった。
(facebookより転載)